インフラエンジニアというのは、ネットワークの設計やサーバーの構築を専門とするエンジニアのことです。オフィスのハード面のことについて熟知していて、効率的なオフィス環境を作り上げてくれる専門家です。もちろん、プログラミングの能力も高いです。なぜならハードを動かすときには、プログラミングが必要になるからです。ソフトウェア開発をするのではないため、その点で他のエンジニアと区別がなされますが、要求される能力には共通点も多いです。こうした仕事は、未経験でもすることができます。そもそも、学生のうちからネットワーク関連のことについて学んできたという人は日本にもそう数がいません。ですから、現在インフラエンジニアとして最前線で活躍している人たちも、管理職として活躍をしている方も、最初は未経験だったわけです。
もちろん、理系学部を出てある程度ITについての知識があった人ばかりですが、それでも多くの方が仕事をしていく中でスキルを身に付けていきました。そして、十年程度経験を積んで管理職にまで上り詰めるわけです。したがって、未経験だからという理由で敬遠をする必要はありません。積極的にチャレンジをしてみて大丈夫でしょう。経験を積んでいけば、自然とスキルも身に付きますし、会社内のポストも上がっていきます。管理職になると、面倒なコード記述等の仕事は部下に任せることができるので楽ができます。また管理職になれば、代わりとなる人材がすぐには出てこないので、定年まで勤め上げられる可能性も高まります。